2011年10月22日土曜日

世界の車窓から@東工大 五日目

  みなさん、おはこんばんにちはメタボロ界の風雲児ことNAKAYAMAです。
 
今日で五日目、最後となったこのシリーズではありますが、(四日目は実験しかしていないため、特段書くことがありませんでした。)今日まず言いたいのはお世話になった研究室の方々へのお礼であります。

初日には歓迎会、途中お昼などもご一緒してくださり、タイ料理やお別れケーキ(?)など、ただでさえこちらからお邪魔させていただいているのに研究に関連することも含め研究室の皆様にはとてもよくしていただきました。この場を借りてお礼させていただきます。
 
今後とも、Dempoともどもよろしくお願いいたします。

さてお話変わりまして実験も終わった最終日の夜、我々がこちらにいる最終日ということで我々2人と勇士3人の計5人で関東では超有名である(?)というラーメン屋に行ってまいりました。このラーメン屋、毎日行列ができるほどの人気店で、しかもリーズナブルであるという至れり尽くせりなステータス。
 
その名も“ラーメン二郎”

しかし、このラーメン屋、どうも普通でないらしい。二郎に行くという話をすると「え?二郎行くんですか?頑張ってくださいっ()」「あれ食べてから新幹線に乗るのはキツくないですか?」「関東の忘れられない思い出になりますよw」という反応が返ってくる。まずラーメン屋に行くのに頑張るって之は如何に。不安ばかりが大きくなっていきます。
ただの自販機なの・・・・・か?
そして迎えた当日、17:30に到着、18時開店だというのに既に店の前には人の列が・・・

とりあえず列に並んで様子を見ることに。何気なく置いてある店の前のSUNTORYの自販機。

ん?何か普通じゃない気がする・・・。
 よく見るとなんと一番上の列が全て黒烏龍茶。どれだけ胃に負担を強いるつもりなのだろうか?
こころなしか並んでいる人たちも歴戦の猛者に見えなくもない。

 ついに迎えた開店時間。店に入って無難に小ラーメンの食券を買う。そしてカウンター席に座ると、店のおっちゃんがおもむろに「にんにくのせる?」と聞いてきた。予習をしていたから知っていたのだが、これは実はにんにく・背油・野菜・もやしの量の加減を聞いているのである。なので、迷わず「全部増し増しで」といいはなった。

 そして出てきたのがこれ。小ラーメン全部増し650円 なんというコストパフォーマンス!!
凶悪なバイオマスの山 650円也
  
・・・なんの餌だよ。ていうか頼んだの小ラーメンですよね? だが食べてみるとこれがかなりうまい。これはいくらでもいけるなーと思っていたのも最初の10分だけであった。
「増し増し」になった背油や超厚切りチャーシューが容赦なく胃袋のライフポイントを奪ってゆく。しかも狭い店内の壁際にずらりと並んでいる他の客から“早く席をあけろ”“残すなよ”という無言の圧力が。

調子にのって「増し増し」を注文した隣のDempoも苦渋に満ちた表情である。しかしそんな中、連れてきてくれた勇士3人やその他の同時刻に入った客たちはこの凶悪な山をペロリと平らげ、次々と店を後にしてゆく。その中の一人は大ラーメンだったような・・・

こいつらマジで人間か。ついにはDempoまで店を出て行ってしまい、四面楚歌に。もう食べるしかない。残った太麺をなんとか胃に押し込み、腹を抱えながらなんとか生還。外で待っててくれていた面々の顔には事を成し遂げたすがすがしささえうかがえる。
 
こうして1kgは増えたであろう胃袋を引きずりながら東工大(とラーメン)の大いなる思い出を胸に、一路大阪へと歩みを進めるのであった(完)

編集担当 Dempo