2014年6月16日月曜日

世界の車窓から@UCLA


梅雨期に入り気の滅入るような今日このごろ,いかがお過ごしでしょうか.

どうも,留学生に留学生だと勘違いされていたM1の大竹利幸です.I’m a pure Japanese.

今回,私は6/4,5UCLAにて開催されたワークショップに参加してきました!


UCLA workshop on metabolomics and metabolic engineering
A special workshop for NSF-JST collaboration on Metabolomics for Low Carbon Society



そもそもUCLAって何だ?と思っている方へ,

UCLA (University of California, Los Angeles)は,米国カリフォルニア州ロサンゼルス市に本部を置くアメリカ合衆国の州立大学であり,1919年に設置された.(ちなみに,阪大は1931年)
おしゃんてぃーなカフェテラス

UCLAのシンボル,パウエル図書館




 

アメリカ合衆国を代表する教育・研究拠点であり,世界有数の名門大学として世界的に高い知名度を持つ.2008年時点で卒業生・関係者のノーベル賞受賞数は10回.(詳しくはwikipediaを参照)

そして我らが福崎研究室は,名門UCLALiao研究室と共同研究を行っております!!

James C. Liao教授は,微生物をもちいたバイオ燃料生産を目的とした代謝工学研究において非常に著名な先生です.

Liao Lab HPより

今回,私たちSastiaチームはUCLAにて開催されたワークショップに参加し,LiaoチームとのDiscussionおよび交流を行ってきました.


滞在1日目


10時,関空から4時間かけて香港へ(トランジット4時間待ち),そしてそこから14時間かけてLAに到着しました.

初上陸したLAの感想は,
日差しが強くて少々暑かったですが,空気がからっと乾燥しているため快適に過ごせて素晴らしい!!
(夏場はここで暮らしたい!


ところで,
先生方は我々学生とは別に,遅れて出発したものの,成田経由のため2時間早く到着済みという・・・.
ビバリーヒルズに観光に行かれていたそうな(記憶あいまい).

豪華なメンバー
左から清水先生(阪大),花井先生(九大,DP氏の共同研究先)松田先生(阪大),近藤先生(神大),福崎先生,SastiaQueen),EthanLiao Lab

ホテルに着いたあとは夕食までに少々時間があったので,

UCLAを散策して,

ピザ屋で酔っていた先生方に挨拶を済まして,

からの,

LA初夕食は有名ハンバーガーチェーンIN-N-OUT”に行ってきました!
さすがは本場のバーガー,大変美味しゅうございました.


ポテトはMドのほうがうまい

上2人は日本人ですよ?



滞在2日目


ワークショップへいざ出陣!!
と,その前に腹ごしらえ・・・,

LA初朝食はホテルで頂きました.

バラエティー豊かな朝食

別に美味しいわけではないのに毎日食べてしまうホットケーキ,
シリアル(カラフルではない),
無味無臭なミルク,
ただ甘そうなドーナツ,
and so on.

ありがとうございました.

スイッチ押すと自動的にホットケーキを焼いて出てきます.

そしてワークショップへ!

Liao先生の紹介

神大の近藤昭彦先生

福崎英一郎先生

阪大の清水浩先生
, and so on.


メタボロミクス研究,代謝工学研究
どの発表も大変興味深く,勉強にさせていただきました!


昼食後にキャンパス内を散策
左からDerrickLiao Lab),大竹,網干さん(京大),ShaoXinIowa State Univ.
超豪華なメンバー
左からOliver先生(UC Davis,メタボロミクスと言えばこの人),近藤先生,清水先生,福崎先生,Sastiaさん,松田先生,Liao先生
先生方に交じっての夕食会
豪華なディナー美味しゅうございました.




滞在3日目


ワークショップ続き

Our queen Sastia !

Our collaborator Ethan !


その後,Liao先生に連れられておしゃれな職員食堂で昼食.

そして,Liao Labを見学.

からの,

清水先生,松田先生も含めたUCLAチームとのDiscussionが行われました.内容はとても有意義なものであったと感じており,このようなDiscussionに参加することができて,光栄であります.



重圧から解放された後は観光するだけですね!

ということで,Liaoラボのメンバーにサンタモニカへ連れてってもらいました!!
(ここの人はみんなマイカー持っています.)

サンタモニカで一番おいしいと噂のバーガー屋

肉汁たっぷり,超うまかった!!!!

飲むならやっぱここだろ,
本場のフーターズ!!

Shaoさんがこの後暴走したのはここだけの話

LAではアルコール摂取量がx g以下(忘れた)であれば運転してもいいらしく,ドライバーも普通に飲んでいてビックリしました()



滞在4日目



先に帰国される先生方をお見送りした後,出発の便までだいぶ時間があったので,

もう回サンタモニカに行ってきました!


 
いかにもビーチ

生ガキうまし

でんぽーさん?






話しかけられては「えっ!?」と聞き返し,

話しかけては「はっ!?」と聞き返される,

言葉の壁を痛切に感じ,今後さらなる鍛錬が必要だと思い知らされたLA出張でした.

福崎先生が常日頃からおっしゃっている,

Don’t hesitate!

この言葉に尽きます.


次回(10月)UCLA行くまでにもっと勉強せねば,


To be continued…

2014年6月3日火曜日

トレーニングコースお疲れ様会

皆様はじめまして。福崎研究室に入って早二か月、B4の中島です。

5月30日にトレーニングコースお疲れ様会もとい飲み会が行わましたので、その模様をお伝えしたいと思います。


そもそもトレーニングコースというのは、M1の先輩方が無知であるB4の学生に懇切丁寧に様々な分析機器の原理や使い方を教えてくださる授業のことです。
説明をするF本さんと熱心に説明を聞くB4+1
例年、このトレーニングコースは5月下旬から6月上旬までありますが、
全課程を終えたのちに「トレコお疲れ様会」と称して毎年恒例の飲み会が行われています。飲みたいだけとか言ってはならない。

ということで、今回のブログではこの飲み会の風景を写真を交えてお伝えしたいと思います。
楽しい雰囲気が伝わってくれるかと!

ということで飲み会開始。

「いつ飲むか」「 」
ビールを手に一斉に乾杯の声が上がります。
乾杯は至福のひと時

トレコを終えたB4の貫録
疲労困憊のMの先輩方
「…(風格あるやろ…)」「…(体格なら負けない)」
どんどんお酒が入っていくわけですが、
「ドイツではビールは水」
突然ボケる者あり
「渾身のボケを見よ!」「・・・(冷めた目)」

狙う者あり
「写真とかどうッスか!」「えー」
「NGで。」「(´・ω・`)」
食事にいそしむ者あり、と各々が各々の楽しみ方でこの飲み会を満喫していたのではないかと思われます。
「これうまいですよ」「飲もうよ」
 そんなこんなで飲み会は時間切れ。十分に堪能した彼らは帰路に立つことにしました。しかし…

帰路に立つ福崎研の面々

帰ってきた彼らを待ち構えていたのはなんと村中研であった。



出会ってしまったが百年目、当然、負けることは許されない。

「おう、ねーちゃん。酒だ酒だ。」

「おう、しっかりついでくれよな。」

「おまえは何してるんだよ」「俺ッスか!?」

「あ、よかったら入れていただけませんか…?」
この後の出来事は誰も知らないという…


何事もなく無事に終わり(?)みな楽しい一日を過ごしたことでしょう。
しかしながら、再び分析機器の調子と戦う日々が始まります。すべての代謝物を倒すまで、負けるな福崎研!え、そういう話じゃない?


最後に、写真の文言はすべてフィクションであることにご留意ください!?

2014年5月26日月曜日

お寿司の日



皆さま、はじめまして。

持ち前の幼児体型で、巷をにぎわせているB4の中野です。









私たち4回生も、研究室に配属されてはや一か月半。

新しいことがいっぱいの刺激的な毎日を送っており、

先生、そしてまわりの諸先輩方のおかげさまで、

すくすくのびのびと育っております。





さて、今回は先日の私の誕生日の出来事について書かせてもらいます。






去年から私の誕生日ではあるイベントが行われております。

それは、






年の分だけお寿司を食べる。







「おいおい節分のおまめかよ」


と突っ込んだ画面の前のみなさま、







その通りでございます。








発想が短絡で陳腐で、いかにも学生がやることですが、

お寿司といえば日本のソウルフード。

お寿司をおなか一杯食わずして、

新しい齢を迎えることはできないのです(私的意見)




去年は、22皿を死闘の末何とかクリアできました。

今年もそれを研究室の中でやって頂けることになりました。

私の年齢に合わせて全員23皿です。







このお寿司の日を迎えるにあたり、私、

実は当日、お昼ご飯に

阪大名物 TEN〇A(約1200kcal)



を食べてしまうという大失態をしでかし、

かなり不安な胃コンディションで臨むことになりました。





当日午後九時


先輩のみなさんと同期合わせて8人で


みんな大好きくら寿司へ。



いただきますの声を皮切りに

みなさん思い思いにお寿司を食べていきます。




「んーどれにしようかなー?」


一口で。(チーズケーキです、玉子ではありません)
※ちなみに一貫お寿司とデザートはノーカウントです。
 
 
 
10皿を超え始めると、個々でペースに差が表れ始めます。
 
 
 
 


どんどん積まれるお皿とそれに反比例して減りゆく食欲。






もがいている人がいる中、ちらほら23皿達成者が増え始めます。

へっ余裕!



さすがに、全員23皿食べるのはきついということになり、

ヘルプ制度が導入され、23皿を食べ終わった人が

さらに食べて、食べきれない人にお皿を提供してもよいということになりました。




ヘルプ制度のおかげで、着実にゴールに近づいていきます。






そして、とうとう残る一皿。計184皿目。



みーじゃすさんのサーモン



「あと1皿…」


「よし行くか」

「……」

「とりあえず一回戻そう」



人々はこれを「死闘」と呼びます。



意を決して…!

パク!




やりました!23皿達成です!(BGM:ロッキーのテーマ)



終わってみれば、全部で186皿(お寿司184皿+デザート2皿)とうどん3つ。






くら寿司に行ったことのある方なら、ご存じだと思いますが、

くら寿司ではお皿を返却するときに、5枚につき一回のスロットができます。

びっくらぽんというやつです。


186枚もあるので、びっくらぽんはなんと37回もできます。


「ちぇっ、そんな子供じみた、しょうもないスロットなんかにいちいちつきあってられるか……」


大盛り上がり

37回の結果に一喜一憂するそんな楽しいメンバーでした。


記念撮影(しんごさんもいたよ!)




研究室に入って間もない私にこんな盛大なイベントをしてくださって、
みなさま本当にありがとうございました。
忘れられない1日になりました。




P.S. 実は私、ヘルプ制度に乗じて29皿食べてました。ん、趣旨変わってる…??



2014年5月17日土曜日

第62回質量分析総合討論会

D1の山田です。
5月14日から16日まで質量分析総合討論会に参加してきました。





口頭発表会場はこんな感じでした。

A会場
B会場

C会場



5月14日 (第一日)

「質量分析が導く安心の社会」のセッションで石橋さん (D2) が口頭発表をされました。
来場者も多く、学会参加者の方々の関心の高さがうかがえました。

他に面白いなと思ったのは、オミクス科学のオーラルセッションですね。
プロテオミクス分野は個人的にとても魅力的です。
質量分析がオミクス科学を牽引しているなと感じました。

それから、19時過ぎまで行われたワークショップ。
IUPAC質量分析用語集のワークショップがあり、言葉の使い方には気をつけないといけないなと改めて感じました。


5月15日(第二日)

MSイメージングのセッションが面白かったです。
脂質の研究をしている身としてはいつかやりたいなと思いました。
静的解析から動的解析まで、様々な可能性を感じました。

夜は懇親会。

鏡開き

お酒がとてもおいしかったです。


5月16日 (第三日)

やはりメタボロミクスのセッションがとても面白かったです。
当研究室からは福崎先生と津川さん (招へい研究員) が講演をされました。
その他の演題も含めこのセッションで発表された新技術等は未来を切り開いていくものになるのだろうと、とても刺激的でした。


また、会期中3日間ともポスターセッションが行われました。
当研究室からは8件のポスター発表がありましたが、いずれもポスター周辺に大きな人だかりができ、発表時間中に質問ができない方が出てしまうほどの大盛況でした。
ポスターを見に来て下さった皆様ありがとうございました。

残念ながら当研究室からベストプレゼンテーション賞に選ばれた発表はなかったものの、受賞者の皆さんの発表はとても興味深く今後の研究の発展が期待できるものばかりだと思いました。


会期中は初めての方も含め様々な方々にお会いでき、とても有意義な時間を過ごせました。
ありがとうございました。

次は、ASMSです。
これからも頑張りたいと思います。



2014年5月10日土曜日

新酒鑑評会@福﨑研


テンホー・・・・なにそれ美味しいの?

Dempoの巧みな話術にはめられて、麻雀はじめました。

皆さんこんにちは、長澤です。

今年は月に1回以上ブログ更新をめざし、今月一発目の投稿です。

福﨑研は年に3回中間報告があるのですが、記念すべき第一回目終了後に、全国新酒鑑評会の時期に合わせて福﨑研でも新酒鑑評会が行われました。


ずらっと12本
本場の鑑評会では、ガラスのコップをエタノール洗浄して乾燥させた物を用意して行うそうですが、

そんなもの用意しているはずもなく、プラスチックコップで代用。

開始30分後には部屋中が日本酒の香り
このお酒は、「袋絞り」という手法で絞られたお酒を、順番にサンプリングしたもので、

酒造会社に勤めていても選ばれし人しか飲む機会を与えられない貴重なお酒だそうで、

いい体験させていただきました。


ちなみに袋絞りとは、

参考:http://www.fukukin.com/knowledge/tukuri3.html


もろみを袋に入れて、圧力をかけずにそのまま垂れてくるしずくを集めた、大変時間と労力のかかるお酒のことで、味に雑未が少なく、その分香りが広がるのが利点
引用:URL:http://www.joft.com/e-mabofukuro.html


らしいです。


確かに、おいしかった。日本人に生まれてよかった。

きき酒っておもしろそうでいいなー飲みたいなーという人は、

6月21日に東京で公開きき酒会と全国日本酒フェア
http://www.japansake.or.jp/sake/fair/about_nihonshu.html


が行われるそうなので、足を運んでみてはいかがでしょうか。



なんで大阪や京都でやってくれやんのか理解できやん~なんでなんや~