2012年4月21日土曜日
2011年度末と2012年度初め
2012年2月22日水曜日
平成23年度修士論文発表会
福崎研のやましんこと山本慎也です。
最近ブログ更新係を後輩に任せっきりだったので久しぶりに更新します。
さて、2012年2月20-21日の2日間
生命先端工学専攻生物工学コースの修士論文発表会がありました。
M2のみんなは本当におつかれ様でした。
準備が大変だった人、それほど大変じゃなかった人。
それぞれ状況が違う中でも最後まで諦めずにやりきった姿はみんな立派でした。
がっちがちのチクリン(と見守るたまちゃん)
意外と表情は余裕(?)のチョコちゃん
キリリッとしたツジモ
「応用生物一おもしろい人」の称号を手にした和田氏(の発表後とたまちゃん)
体全体を使って頑張って質疑応答に答える角太郎
そして、毎年恒例の修論発表会後の発酵パーティ☆
各研究室のB4がそれぞれ出し物をして競い合うこの会の司会を行ったのは
福崎研のMr. はっちゃけ!!光永くん!!
会場を大いに盛り上げてくれました。
ちなみに2年前は私やましんが司会をしました。
昨年は「応用生物で2番目にかっこいい」和田氏でした。
福崎研の司会率が多くなっているこの頃です。
はたして来年は・・・・??ヽ(・∀・)ゝ
B4の出し物では我が福崎研はトップバッター!!
映画『マト○ックス』を忠実(?)に再現した超ハイクオリティの映像作品を披露!!
会場に感動と笑いの渦を巻き起こしました!!
入賞はならなかったものの見事に4位という好成績を残すことができました。
最後にM2のみんなの集合写真
画質が良い松原さんのカメラはさすがですが
みんなやりきった!!って感じの良い顔してますな(*´ω`*)
福崎研で学んだことを活かして
4月からはそれぞれの新たな場所で大活躍していただきましょう!!
本当にお疲れ様でした。
お中元お歳暮お待ちしております( ^ω^)
やましん
2012年1月24日火曜日
3回生研究室見学会
なかなか質問等もでにくく,DEMPOHの講演会のようになってしまった班もありました....
川瀬
2012年1月1日日曜日
謹賀新年でございます
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徳の高い研究者の 正しい年越しの例 |
実験室で年を越してしまった残念系男子ことDempoです。
めんどくさい奴ではありますが、今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、冒頭にもあります通り研究室でのアツい年越しを迎えたところの私ではありますが、
“一年の計は元旦にあり”と申しますように今年は研究に始まり研究に終わるという嵐のような一年になる予感がいたします。
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2012/1/1 0:12 a.m. 某T先輩の聖骸 |
※キケンなので良い子はマネしないでね
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書初め(本年度目標) |
Dempo; Tさん、大丈夫ですか?▼
T先輩 ; ・・・・・・・。 ▼
Dempo; 返事がない。ただの屍のようだ▼
そんな我々にはいまから初詣にいこうなどというモチベーションはもはやなく,家に帰るのさえ億劫になるような心持でありました。
しかしながら、毎年元旦に淡路島にある伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)でおみくじをひいていた私としましては、今年の自分の運を知っておきたいという気持ちもあります。
そこで、最近(自分の中の)巷でまことしやかに噂となっている、「開運!ピークおみくじ(仮)」を研究者らしく実証していきたいと思います。
1.1 緒論
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分析機器に賽銭を投げ入れ 分析成就を祈願する人々(1/1) |
正月とは我々日本人にとって一年の大きな行事であり、文化的には旧年が無事に終わった事と新年を祝う行事である.正月飾りをし、正月行事を行ったり正月料理を食べて、盛大に祝う.(Wikipedia,et.al)
その行事の一つとして,初詣というものがある.これは年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝する行事のことで,一年の感謝を捧げたり,新年の無事と平安を祈願したり,おみくじを引いてその年の吉凶を占ったりするものである.
最近は時代の流れか,神社に行くヒマもないような多忙な人種のために初詣をし,賽銭を投げ入れ,おみくじをに引いて枝に括り付けるところまでを代行してくれる,初詣代行サービスや,おみくじをweb上で引けるwebおみくじなど社会のニーズに応じた過去にとらわれない前衛的なおみくじも多く見られるようになってきた.(Yahoo!占い,et.al)
1.2 諸言
上記のように多様化するおみくじ事情の中で最近分析系研究者の間で注目されつつあるおみくじが存在する.それが開運!ピークおみくじ(仮)である.これははおみくじの一種で、その年の初めにでたクロマトのピークのシャープさ,intensity,美しさ,リテンション(マイグレーション)タイムのずれ,再現性等をみてその年の吉凶を推し量ろうというものである.
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fig1.The correlation between Dempo's motivation and peak shape |
しかし、通説は多数あるものの過去この題材を扱った論文等は掲載されていないことが予測された.そこで、元旦から研究室に引きこもっている残念系男子Y.Dempoをサンプルとし,ほぼ前例がないといえるこの運勢解析研究領域の基盤を固めることを本研究の目的とした.
2.方法
2.1 装置
本実験では、分離部にキャピラリー電気泳動 (CE) P/ACE MDQ (Beckman Coulter, Fullerton, CA, USA),質量分析計(MS)は三連四重極リニアトラップ型 4000QTRAP (Applied Biosystems, Foster, CA, USA),またSheath liquidの送液にはマイクロフローポンプ MP-711 (GL Sciences, Tokyo)を用い、2012年に検出された最も早いピーク(2012年元日0:00:23 a.m.)を用いておみくじとした。
2.2 サンプル
サンプルはY.Dempo OTLΔmoney株(Osaka.U, Japan) の大晦日麻雀で運勢を使い果たしたもののうち,まだ自宅の大掃除をおこなっていないもの且つ,年越しそばを喰い損ねたものを金銭的最少培地で2年間培養したものを分析に供した.
2.3 キャピラリー電気泳動分析条件
3.実験結果
今年初めの得られたピークはribitolのものであった.0:00:23 a.m.
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fig3.The typical peak of last year |
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fig2.The first peak of this year |
4. 考察
過去のピーク形状などを考慮しても実に秀逸なピークであることがうかがえる.(fig2)
しかし,このデータのみではこのピークがおみくじにおけるどの吉凶を表しているのかを決定することはできなかった.
そこで去年度のピークを基準として,そのピークとの比較による相対的絶対運勢量決定を試みた.(fig3)
しかし,本実験は極限環境下(元旦,徹夜)を前提としているため,繰り返し数N=1のデータとなってしまい,再現性を論じることは不可能である.又,そもそも去年の運勢が何であったかが未知であり,去年度のピークは基準たりえないため,相対比較をしても無意味であることがここに示された.
5. 総括
これらの実験結果より,本実験条件下(麻雀後,自宅大掃除未完,睡眠不足,年越しそば飢餓)での初ピークおみくじによる吉凶の相対定量は現段階では極めて困難であることが強く示唆された.
6. 謝辞