アカデミック雀士Dempo |
それはさておき,今日の話題は表題にもある通り,2013年10月3,4日に開催されました,第8回メタボロームシンポジウムです.
このシンポジウムは,メタボロームを軸とした研究結果が多数紹介されており,参加団体も研究機関始め様々な企業の方々など,非常に幅広いメタボロ研究者が集まっていました.普段はなかなかできない,ディープなディスカッションができたと思います.
やはりこの手の専門に特化した学会の醍醐味はここにあるといっても過言ではありません.
講演中のグレート山田氏 |
個人的な感想としましては,全体的にアプリケーションよりの発表が多く,分析系の構築や測れない化合物を測れるようにしたった的なオタク発表が少なかったのが少し寂しかったですね.一日目の終わりには懇親会もありました.
懇親会も大賑わいです |
懇親会に登場した幻の焼酎・森伊蔵(右) |
そして何事もなく時間は過ぎ,学会は二日目最終日の午後のセッションに.少し重い瞼を引き上げながら発表を聞いていた私でしたが,なんとなく眺めていた発表用のスクリーンに,あろうことか”メタボロミクスの華麗なる一族”がデカデカと映し出されているではありませんか.
よくよく聞いてみると,「メタボロームデータの公共化にはプロトコールの標準化はいらないんじゃね」的な発表であり,それぞれの研究機関で分析した条件下でのデータの共有というある意味Wiki形式のデータベースである”Metabolonote”の紹介がメインでした.
その自由形式の投稿についてブログを引き合いに出して話をしていたようなのですが,何故これを選んだのか?!どうして数多あるブログのうちこれを選んだのか.なんという…なんという..
櫻井先生> これは某F先生のところのブログですが...
Dempo >((( うわぁぁ~ ヤメロー やめてくれぇ~ )))
と会場内で一人悶絶する不審者であった.
いや別に悪いことを書いてるわけじゃないんですけど...なんか公共の場での公開処刑を受けている気分です.ていうかなんでこのブログの存在を知っているのだろうか...
そしてシンポジウム終了後は,気を取り直して若手会へ.九州大学の演習林でお酒を嗜みつつメタボロ談義.これがまた勉強になる話満載でした.参加者は,学生,先生方,企業の研究員やお医者さんまで様々な肩書きを持つ人々が一同に会したわけであります.若手会ということもあり,多少ぶっちゃけた内容の話で大盛りあがり.講演内容としては,
>メタボロミクスの限界点とは
>メタボロをするときの第一選択肢は何を選べばよいか?
>CE-MSを用いたメタボローム解析について
>MALDIでメタボロ?!
>バイオマーカー探索の今
等々,建前ではない,ホントのところの話をESI友の会の敏腕若手(准教授ぐらい)先生方がおもしろ可笑しく独演し,議論するという非常にためになる,そして一体感のあるものでした.
詳細については盛りだくさんであったのでここには書きませんが,本当にためになる会であること請け合いですので,メタボロで困っている,またはメタボロに興味があるというぐらいの方でも是非参加されては如何でしょうか.
若手会の様子,若いのでワイワイ自由な議論 |
また,歓談の席では,CEのやんちゃぶりについて共感できる話であったり,企業の方などは,自分の会社の話,学生は教授の話,また,研究の進め方についての相談や,どのメーカーのMSがいいだのなんだのと研究室内でしかできないようなオタクトークが真夜中まで続き,一番遅い集団は朝5時まで話し込んでいたそうです.
私個人としましてはとても楽しかったのですが,こんな一学生のつまらない話に付き合わせてしまい,お話をさせていただいた方には非常にご迷惑をおかけしました.この場を借りてお詫び申し上げます.<(_ _)>
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