2013年10月29日火曜日

アメリカ滞在記

初めまして,福崎研M1の野口真悟です

10/1から10/24まで,共同研究先のUCLAのLiao labに行っておりました

私にとって今回が初渡米であり,出発前はだいぶnerv.....おっとついつい英語が

出発前はだいぶ緊張しており,アメリカという未知の大陸に恐怖を抱いていました


渡米前のアメリカのイメージ

こんな海外初心者の純日本人の私が独りでアメリカはカリフォルニアのロサンゼルスで1ヶ月弱も生きていけるのだろうか....




そんなな不安を抱えつつもいざアメリカへ





約10時間のフライトを経て,LAに降り立った私は思いました








永住したい







なんだこの雲一つない澄み切った青空に眩しい太陽と適度に乾燥した大気に吹き流れる爽やかなそよ風は!!!!!!


まさに天国,毎日がハッピーになれるような気候です


Santa Monicaビーチちかくの道路

さてさて,私がロサンゼルスへ来た目的.....そうそれは,

  • 世界最先端の代謝工学の知識・技術を学ぶ
  • 自分の研究の方向性についてのディスカッションを行う
  • 「野口真悟」という人間をアメリカナイズする
  • 日米マクドナルド比較を行う

といった感じです




まずはマクドナルド比較についてですが

アメリカ人は一体どんだけでかいハンバーガーを食べているのだろうか??ワクワクドキドキ

というのが私の渡米前の疑問でした

アメリカのハンバーガーのイメージ



アメリカ経験者の話では

「食べ物はとにかくでかいから気をつけろ」

というアドバイスを受けていたので

アメリカのマクドナルドに興味津々な私










いざビッグマックを注文







......ん??(大して変わらなくね??)

そう思ったあなた


そう,大きさはほとんど日本と変わりません




またひとつ,勉強になりましたb
(ただドリンクは異常にでかいです)




さて,肝心のラボライフについてですが


私がお世話になったLiao labが所属するUCLAはアメリカでも名門の大学であり

美女学生が多い大学ランキング全米top10に入るほどの大学だそうです


ものすごくおしゃんてぃなキャンパス

共同研究先であるLiao labは代謝工学の分野で世界的に有名であり

研究室のシステム,それぞれのメンバーの研究スタイル,人生観...などなど

一緒に生活していくなかで,自分・そして福崎研との違いを感じることができ,非常に参考になりました.


途中,我らがKINGこと福崎先生と我らがQUEENことSastiがLAを訪れ,Liao先生とディスカッションを行い,豪華なディナーをいただきました.

Lab内にて①
(左から野口,福崎先生,Sasti,Ethan(Liao lab))
Lab内にて②
(左からJimmy(Liao lab),野口,Sasti,福崎先生)

















ディナーの様子
(左からEthan(Liao lab),Liao先生,福崎先生,Sasti,野口)

ここではテーブルマナーについて学びました
皆さん,フォーク・ナイフは「外から内」ですよ



さてさて,そんな研究室生活の合間を縫って,週末にはちょいちょいお出かけしました.


まずは

Santa Monica


ルート66の最終地

ショッピングで有名な3rd streetにて

そして

San Diego

Midway museumにて

私のコラボレーターEthanもこんなに楽しそう^^


さらに

Hollywood


チャイニーズシアターにて
(誰の手形かはわかりません(笑))

Wax museumにて
(全てが本物そっくりの蝋人形)


他にも

ラボメンバーとBBQしたり,UCLAの日本語の授業に参加して日本の文化を伝えたり,
Barでテキーラのショットあけたり,見知らぬカナダ人女性にスタバをおごってあげたり...



などなど

色々な思い出を作ることができました





最後に,今回の渡米で私は多くのことを学びました

たとえば,LA滞在中に私は日本人がどれだけ礼儀正しく,律儀であるかとうことを痛感しました

そしてそれと同時に日本人がどれだけ物事をはっきり言うことが苦手なのかも痛感しました

などなど,日本そして日本人を客観的に考えることができ,自分の価値観が大きく変わりました

詳しく書くと長ったらしくなるので,簡潔にまとめると

いろいろ経験していろいろ挑戦することって大事だな~

ってことです

(笑)


このような機会を与えてくださった方々に深く御礼申し上げるとともに

今回の経験を生かしてこれからの人生に大きく役立てるとともに

今回の経験を福崎研に何かしらのかたちで還元できるように努めてまいります


以上,ありがとうございました.











P.S.

今回のブログを読んでくださったラボメンバーの方々はこう思うかもしれません

「あれ??K瀬氏のこと引き合いに出さないんだ」

「あれ??K瀬氏より遊んでなくない??」


「あれ??K瀬氏より・・(以下略)」


そうですK瀬氏のことは一切ブログに登場させませんでした
(K瀬氏については前々回のブログ参照)

なぜかというと

K瀬:「あ~野口どーせブログ書くとき俺のこと引き合いに出していじってくるんだろ~な~」
   「あ~も~めんどくさいな~」
   「あ~も~しっかたね~~な~~」

という感じで

私は,K瀬氏がいじられることをひそかに期待していると考えたため敢えてノータッチ
ブログを書きました

そしてK瀬氏より遊んでないんじゃないの?と思ったあなた











当たり前です









アメリカで色々なところへ旅行に行くのは将来いつでもできます

しかしUCLAのLiao labでラボライフを送るのは今しかできません

そう考えたらどうしても研究室で過ごす時間が長くなってしまいました



とまぁそんな感じで


僕は僕なりに楽しくLAでの時間を過ごすことができましたよ,K瀬さん^^



2013年10月21日月曜日

第8回メタボロームシンポジウム in 福岡 (2013)

アカデミック雀士Dempo
皆様,ご無沙汰しております.伝統ある福崎研麻雀四天王の末席ことDempoです.因みに現在福崎研で麻雀ができるのは教授・准教授をあわせて4人しかいません!残念ッ!!




それはさておき,今日の話題は表題にもある通り,2013年10月3,4日に開催されました,第8回メタボロームシンポジウムです.


このシンポジウムは,メタボロームを軸とした研究結果が多数紹介されており,参加団体も研究機関始め様々な企業の方々など,非常に幅広いメタボロ研究者が集まっていました.普段はなかなかできない,ディープなディスカッションができたと思います.
やはりこの手の専門に特化した学会の醍醐味はここにあるといっても過言ではありません.



講演中のグレート山田氏
口頭発表についても食品や医療,微生物など様々な分析対象ごとに分けて発表があり,非常に勉強になる発表ばかりでした.福崎研からは,山田くんが学生ながら口頭発表に選ばれ,大御所先生方に負けない落ち着きと余裕で堂々とした発表をしていました.さすがッス!そこにしびれるあこがれるッッ!!




個人的な感想としましては,全体的にアプリケーションよりの発表が多く,分析系の構築や測れない化合物を測れるようにしたった的なオタク発表が少なかったのが少し寂しかったですね.一日目の終わりには懇親会もありました.


懇親会も大賑わいです
懇親会に登場した幻の焼酎・森伊蔵(右)








そして何事もなく時間は過ぎ,学会は二日目最終日の午後のセッションに.少し重い瞼を引き上げながら発表を聞いていた私でしたが,なんとなく眺めていた発表用のスクリーンに,あろうことか”メタボロミクスの華麗なる一族”がデカデカと映し出されているではありませんか.

何故だ,どうしてこうなった…(震え声)


よくよく聞いてみると,「メタボロームデータの公共化にはプロトコールの標準化はいらないんじゃね」的な発表であり,それぞれの研究機関で分析した条件下でのデータの共有というある意味Wiki形式のデータベースである”Metabolonote”の紹介がメインでした.

その自由形式の投稿についてブログを引き合いに出して話をしていたようなのですが,何故これを選んだのか?!どうして数多あるブログのうちこれを選んだのか.なんという…なんという..

櫻井先生> これは某F先生のところのブログですが...

Dempo    >((( うわぁぁ~ ヤメロー やめてくれぇ~ )))


と会場内で一人悶絶する不審者であった.
いや別に悪いことを書いてるわけじゃないんですけど...なんか公共の場での公開処刑を受けている気分です.ていうかなんでこのブログの存在を知っているのだろうか...






そしてシンポジウム終了後は,気を取り直して若手会へ.九州大学の演習林でお酒を嗜みつつメタボロ談義.これがまた勉強になる話満載でした.参加者は,学生,先生方,企業の研究員やお医者さんまで様々な肩書きを持つ人々が一同に会したわけであります.若手会ということもあり,多少ぶっちゃけた内容の話で大盛りあがり.講演内容としては,

>メタボロミクスの限界点とは
>メタボロをするときの第一選択肢は何を選べばよいか?
>CE-MSを用いたメタボローム解析について
>MALDIでメタボロ?!
>バイオマーカー探索の今

等々,建前ではない,ホントのところの話をESI友の会の敏腕若手(准教授ぐらい)先生方がおもしろ可笑しく独演し,議論するという非常にためになる,そして一体感のあるものでした.
詳細については盛りだくさんであったのでここには書きませんが,本当にためになる会であること請け合いですので,メタボロで困っている,またはメタボロに興味があるというぐらいの方でも是非参加されては如何でしょうか.
若手会の様子,若いのでワイワイ自由な議論




また,歓談の席では,CEのやんちゃぶりについて共感できる話であったり,企業の方などは,自分の会社の話,学生は教授の話,また,研究の進め方についての相談や,どのメーカーのMSがいいだのなんだのと研究室内でしかできないようなオタクトークが真夜中まで続き,一番遅い集団は朝5時まで話し込んでいたそうです.
私個人としましてはとても楽しかったのですが,こんな一学生のつまらない話に付き合わせてしまい,お話をさせていただいた方には非常にご迷惑をおかけしました.この場を借りてお詫び申し上げます.<(_  _)>













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       /フフ         ム`ヽ
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     ゙/ |  (´・ω・`)ノ⌒(ゝ._,ノ
     / ノ⌒7⌒ヽーく  \ /
     丶_ ノ 。   ノ、  。|/
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