福崎研D2の光永です.
私は6月28日から9月11日までの75日間ドイツはアーヘンへ三度留学させていただきました.
今回の留学の目的は
- 本実験の培養にまつわる種々のデータの取得
- シンポジウムへの参加
もう3度目の留学でしたので特に問題なく実験も行い,行き帰りの移動もスムーズにいきました.
そろそろ私も卒業までのタイムリミットがギリギリになってきましたので今回の留学で得られたデータを元に学生生活の集大成を作り上げていきたいと思います.
と,まあクソ真面目な話をしても面白く無いので,極僅かなプライベートの時間での体験を紹介したいと思います.
まず私がついたその週にアーヘンで市民マラソン大会みたいなのが開催されるとのことで,同僚の学生とともに私も参加させてもらいました.
コースは5.555kmなのですが,そのほとんどが激坂...
普段から運動はある程度しているものの途中でくたばりかけました...
しかしなんとか走りきり,そのときみんなで飲んだビールは格別でした.
女装して走ったクレメンスとディルク |
さて,今回私は夏真っ盛りに渡独したわけなのですが,ヨーロッパで夏といえば,
そう,
VACATION
ヨーロッパでは夏のこの時期に大体2~3週間ほどまとまった休みをとって旅行へ行くのが一般的だそうです.
私の研究室の同僚や先生方ももれなく各地へ旅行へ行っていました.
ちなみにこのバケーションのためにまとまった休みを取るのは造作もないことだそうです.
それもそのはず,ドイツの平均有給消化率はなんと95%
ちなみに日本は45%...
だからなにって言う訳ではないですけど...ねぇ...
まあそんなこんなで学校に先生も一緒に研究してる学生もいない時期があったので,
私も少し早めの夏休みをいただいて5日間ほど旅行へ行ってまいりました.
その旅行先は,
ITALIA
まずはローマ
そしてピサ
そして最後にヴェネツィア
どこも素晴らしい景色な上に非常に長い歴史を持った街なため,うなだれるような暑さでしたが毎日楽しく旅行できました.
その後アーヘンで毎年開かれている馬術の世界大会を見に行ったり,
ベルギーへビール祭りへ行ったり,
シンデレラ城のモデルのノイシュバンシュタイン城を見に行ったり,
充実した時間を過ごすことが出来ました.
しかし時間というのは有限で,あっという間にお別れの時を迎えました.
アーヘンを離れる前日,友達がお別れ会を開いてくれました.
私がこの合計半年間の留学で手に入れたものの中で最もかけがえの無いものは,
学術的な能力でもなく,
ヨーロッパに関する知識でもなく,
こうやって談笑しながらビールを飲み交わすことのできる友達だと感じています.
9500kmと遠くはなれてはいますが,そんな土地に,同じ研究者を目指す友達ができたというのは,私の一生の財産です.
今回まだまだ未熟な私にこのような機会を与えてくださった方々へ心から御礼申し上げます.
本当にありがとうございました.
卒業(予定)まで残り1年半.
このアーヘンで得た経験や結果を元に最後まで走り切ります!!
それでは皆さんお元気で!!